あなたにとって、お別れしたその人が本当に大切な人だったように、故人にとっても、あなたはとても大切な存在です。亡くなっていなくなっても、言葉が離せなく、姿が見えなくても、亡くなった方はちゃんとあの世やあなたのそばで生き続けています。そして故人は皆様、生きている方々の幸せを、心から願っています。

故人の多くは、お話をお伺いすると「家族の〇〇が心配、困って悩んでいるようだけど、助けたいがうまく助けられない」等、ご遺族のご心配です。二言目には「話を聞いてやってほしい、助けてやってほしい、あんな顔をいつまでもさせたくない」等、残された側の幸せを願われます。故人は、愛するあなたに幸せになってほしいのです。

つまり、故人の幸せというのは故人の願望を叶えることだけではなく、あなたが悲しみを乗り越え、悩みを解決し幸せになることです。ですので私は、あなたが悩みを解決し、心が楽になるように全力でご相談に乗らせていただくと共に、通常の供養にとどまらない、故人の安らかな時間と幸せを目指し、双方の幸福を目標としております。

あなたが愛する人も、あなたを愛する人も、みんなで幸せになってもらいたい。この世的解決だけではなく、あの世的な解決も・・・。それが私の切なる思いです。

私がもう１つ、鑑定で大事にしていることは、「依頼者様の幸せのスパン」です。生者が死者になり、故人になっても、その人は霊体にかたちを変えて生き続けており、死は通過点でそこで終わりではなく、ちゃんと続きがあります。人生とは人として生きることを指すもの、今度は霊生が始まります。

身体がなくなりできない事もたくさん出てきますが、身体がなくなり霊体という特殊な状態になったことによって、できることやわかること知る事も多くあります。いろんな枠から解き放たれたからこそ、気づいて喜べることもあれば、悔しく悲しく、怒りたくなることも必ず存在します。せっかく御縁を頂いた依頼者様には、ご寿命を迎えられたのち、人によっては生前以上のそのような苦痛に、身をおいて頂きたくはありません。

穏やかに、安らかな時間を過ごしてほしいと心から思います。この世の人生での悔いや無念が執着となり、子孫や見ず知らずの人に頼りすがらないといけなくなる、不本意に困らせてしまうような状況は防ぎたいのです。

罪を犯すな、間違えるな、悔い改め信仰を持てというような、目の前の話ではありません。何を選ぶかは自由ですが、知って生きるのと知らずに生きるのとでは、この世の価値観、善悪での判断だけではない世界が同時に広がるからこそ、全く違ってきます。

いつか、あなたがそこに足を踏み入れた時、先々まで幸せに過ごすために、理や仕組みのさわりを知り得た者として、末永い幸せのお手伝いが出来ればと思う次第です。

御縁を頂いた生者様、故人様がどの世でも幸せにいられるようにサポートするのが、私の目指す鑑定です。