天国への手紙 イメージ
Commentary

用語解説

専門用語をわかりやすく!

用語解説

神道・仏教とは

「八百万の神」という言葉を聞いたことがありますか?日本には古来から、多種多様な数多くの神々がいると考えられてきました。

山に、海に、川に、風に、岩にというような自然の中に、森羅万象に神が宿る自然信仰を元に、自然物以外の様々な物にも宿り、時には歴史に名を刻む以前も、神様としてお祀りされています。国土開拓に関わった古事記などで登場する神様も加わり、その数の多さから八百万の神と言われます。

この八百万の神々が日本独自の信仰、神道の考え方です。自然の恵みや国の発展に尽くした人々、子孫の繁栄を願い、一生懸命生きた祖先や存在に感謝し、豊かな国家と平和を祈るのが神道です。自然に、物に、人に、多くのものに敬意を表し敬い、大切にする、神が宿ると考えるその考え方は、日本人の心や生き方に大きな影響を与えていると思います。

仏教は、古代インドで生まれた釈迦(ブッダ)を開祖とし、悟りを開いた「仏」(悟りを得た者)を信仰対象としています。

6世紀半ば、欽明天皇の時代に日本に伝わってから、奈良時代に神道と融合、調和のために神仏習合が起きました。その当時の姿を残す神社やお寺は、全国にたくさん現存しています。後に明治政府により、神仏分離令が出され、国教を神道とする流れが起きましたが、どの選択も時代時代の政治や価値観が反映された決断であり、歴史としても多くの説があります。

変わりゆく世の変わらぬ幸福とその道しるべという仏の教えを記した経典を元に信仰する仏教と、信仰対象が多岐に渡り、自由度が高い神道ではベースが違うものの、霊的な世界ではそれぞれが協力し、我が身における最大の力を駆使しながら、日本国民のためにたゆまぬ努力を、日々続けてくださっているのです。

言霊とは

日本では古くから、「言霊の幸わう国」であり、国柄としてことばの霊の霊妙なはたらきにより、幸福をもたらす国と言われます。

それは単純に、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると悪い事が起きるというだけの事ではありません。神社でお唱えする祝詞や、お寺でお唱えするお経や御真言が典型ですが、言葉には特殊な霊力が宿ります。特別な修行を積んだ神主や僧侶の言葉やお唱えに深い重みがあるのは、内容や職業に限ったことではないのです。

神主や僧侶の言葉とは違いますが、この世にいない存在と言葉を交わすにも、特別な言霊が必要になります。私は幼少期から、当たり前にこの言霊を、生者と故人で使い分けて故人とも会話をしておりました。「この世での音」ではないことばです。

私は故人との懸け橋ですが、1つの通過点です。ぜひ故人様から、あなたのかけがえのない人から、あなたの人生を切り開くためのたくさんの勇気や希望を頂いてください。そして故人様を弔い、故人様にも心の癒しや安心を差し上げてください。故人様とご一緒に、未来を豊かにしていただければと思います。

CONTACT

些細なことでも
遠慮なくご相談ください

お悩みのこと、心配なこと、気がかりなこと、「こんなことを聞いても大丈夫かな?」などと思わず、何でもざっくばらんにお話しください。
時間の許す限りじっくりと丁寧にお話をお伺いし、解決のための手段や方法をご提案いたします。

死別
恋愛・結婚
子育て
仕事・お金
人間関係
相続・供養
記事URLをコピーしました